初七日+α

オットとマオと私でダイニングテーブルの定位置に着いている。足下にはもんもがいる。私とオットは「もんもが来ている」とやや緊張気味に息をひそめ、目で合図する。ああ、もんも、このままいていいんだよ、と心の中が苦しく嬉しい。マオは興奮して「もんも、もんも、もんもー」と指差す。昨晩見た夢。足の甲に触れたもんもの毛の感触まで思い出せる。一週間が過ぎて、最後の挨拶に来たてくれたのかなぁと考えて、目覚めた布団の中でちょっと泣く。でも、微妙に七日よりも遅れ気味なのがもんもっぽい。ちょっと笑えた。